こんにちは、ソノママライフです。
出産、育休を経て、自由な働き方を求めて、フリーランスのwebディレクターとして活動しています。
そんな私ですが、実はweb制作はズブの素人から始めました。
高校は普通科、大学は文系学部卒の文系一色の学生生活を経て、ITベンチャー企業に就職。(営業職としてw)
そんな私でも10数年、webに関わる仕事をし続ける事で、
有難いことに、現在はwebサイトを制作する専門家として、活動できています。
そんな私が、web制作を始める前に「これ、知ってたらなぁ〜」という5つのポイントをご紹介します。
「web制作はこれからなんです」という方は、ピンと来ないかもしれませんが、それでオッケー。
これからwebサイトを制作する際に、
「そういえば、こんな事聞いたかも〜」と、軽く読んでもらえればと思います。
ポイント1: webサイトは「使うもの」
webサイトといえば、PCやスマホの画面を通して「見る」もの。
そんな風に思っていませんか?
でも、実際にあなたがwebサイトを見ている時は、ただ見ているだけでしょうか?
何かを「調べて」いたり、何かを「買おう」としていたり…
何か目的を持って、webサイトを「使って」いませんか?
そう、webサイトはただ「見る」だけでは無く、
何か目的を持ってwebサイトを「使って」います。
webサイトを作る時、どうしても「見栄え」に意識が寄りがちですが、
「使う」も意識すると、「見栄え良く、使いやすい」サイトを作ることができます。
この「使うもの」という意識を持っていることで、出来上がりに雲泥の差が生まれます。
例えば、あなたが花屋さんで店番していると、ダンディな初老の男性がやってきました。
「妻へのプレゼントを探しています。」
男性は、奥様の好きな向日葵の入ったブーケを探しています。
対面のお店であれば、『店頭から選ぶ』『店員に相談する』ができますが、
これがwebサイトであれば…どうでしょうか?
サイトのメニューに、『花の種類から選ぶ』『ブーケの色合いから選ぶ』があれば、
探しやすいかもしれませんね!

ポイント2:フェイスtoフェイスを意識
webサイトを作る時は、PCやスマートフォンの「画面に向かって」作業をしています。
そのため、どうしても画面の向こうに居る「webサイトを見る人」まで、なかなか意識できません。
そこで想像してみましょう。
実際にあなたが作ったwebサイトを「見て」「使う」のは、画面の向こうにいる「誰か」です。
その誰かの顔を思い浮かべて作るのと、無味無臭の画面に向かって作るのでは、
出来上がるwebサイトへの、気持ちの入り方が変わってきます。
先ほど例に出した花屋さんの場合を例にあげてみましょう。
妻へのプレゼントを探しているという男性、初老で50代後半の年齢。
身綺麗な背格好で、清潔感もある、ダンディな印象。そして愛妻家。
そんなお客様は、どのようのなお店で、花を探すでしょうか?
スマホやPCを使い慣れていらっしゃるでしょうか?
などなど…間の前に、あなたのwebサイトに訪れるお客様を想像してみましょう。
webサイトも、花屋の店番と同じなんですよ。
画面に向かうのでは無く、目の前の誰かに伝えるような、
webサイトを作ってみましょう!

ポイント3: 基本の単位はピクセル
ここまでは、webサイトを作る際に意識したいポイントをご紹介しましたが、
次は少し技術的な部分をご紹介します。
webサイトを作る時、基本となる単位があります。
それが「px(ピクセル)」です。
webサイトだけではなく、webに関わる制作をすると日常的に耳にしますが、
まだweb制作をした事がない方は、耳馴染みのない単位です。
このピクセルですが、「cm(センチメートル)」や「inch(インチ)」などのように、
サイズの基準となる単位の一つです。
詳しい説明はここでは割愛しますが、「あ、聞いたことがある」と思うだけで、理解度が変わってきます。
実際に制作をはじめると必ず出てくる単位ですので、覚えておきましょう!
ポイント4: ブラウザとOSって何?
さぁ、ブラウザ(ウェブブラウザ)やOS(オペレーティングシステム)というカタカナが出てくると、
「無理無理無理!難しい」と感じているかもしれません。
ちょっと待って!
この2つ、どちらもあなたは意識せずに、既に使いこなしています。
(だから大丈夫、難しくないですよ)
まずはOS(オペレーティングシステム)から。
こちらは、パソコンやスマホを使う時に、その電子機器を操作してくれる、システムの事。
「右クリック」や「スワイプ」などの動作が、
PC(パーソナルコンピューター)やスマホ(スマートフォン)自体は、理解できません。
そのため、「右クリック」というのは「◯◯という動作のことだよ」と、
PCに翻訳するような役割を、このOSがしてくれています。
あなたがお使いのiPhoneで、
「ソフトウェアのアップデート」や「iOS」といった言葉を聞いたことはありませんか?
これが、ズバリ、OSです。(iOSはiphone用のOSですね)
PCやスマホを使う場合は、必ずこのOSが必要になります。
そして、このOSによって、使えるブラウザが違ってくるのです。
では、ブラウザとは、何でしょうか?
このブラウザとは、webサイトを見る時に使う、アプリケーションのこと。
私たちは、「ググる(googleで検索すること)」ときなど、普段から無意識にブラウザを使用しています。
先ほどOSの例で挙げたiPhoneであれば、「Safari」というブラウザがインストールされています。
この他にも、「Google chrome(グーグルクロム)」や、
「Internet explore(インターネットエクスプローラー)」など、有名なものが数種類あります。
ここで各ブラウザの特徴の紹介は割愛しますが、
ブラウザの種類により、webサイトの見た目の表示が変わってしまう場合もあります!(不思議でしょ⁉️)
そのため、webサイトを制作する際に、常に意識しなければならないものです。
まずはOSやブラウザといった、言葉を覚えておきましょう!
ポイント5:PCでみるか、スマホでみるか
最後のポイントは、webサイトを見る時の環境です。
一昔前までは、PCでwebサイトを見るのが一般的でしたが、スマホの普及で一変。
今では、8割を超える人が、スマホでwebサイトを見る世の中になりました。
電車の中や、ベットの上、お風呂…?
常に片手にはスマホを握る時代です。
そのため、web制作をする際も、「PCで見る場合」と「スマホで見る場合」で、
デザインや操作性を変える必要があります。
PCは多くの場合、横長の画面。そしてスマホは、縦長の画面。
同じデザインでは、どちらかが見辛い状態になってしまいます。
その、PCとスマホでデザインを変えて、見た目を最適化することを「レスポンシブ対応」といいます。
web制作時に、レスポンシブ対応は欠かせなくなくっています。
「レスポンシブ対応」という言葉を、まずは覚えておきましょう!
まとめ
今回は、webサイトを制作する前に、知っておきたいポイントを5つご紹介しました。
webサイト制作では、聞き慣れない専門用語がたくさん出てきますが、
「聞いたことあるな」と思うだけで、理解度が変わってくるもの。
そして、無機質な画面に向かうだけではなく、
その向こうの「人」を意識して作ることで、
webサイトの質や思い入れが変わってきます。
今回ご紹介した、5つのポイントを意識することから、まずはweb制作を始めてみましょう!
ポイント1:webサイトは「使うもの」
ポイント2:フェイスtoフェイスを意識
ポイント3:基本の単位はピクセル
ポイント4:ブラウザとOSって何?
ポイント5:PCでみるか、スマホでみるか